平成25年・「第12回西日本高校強化リーグ戦」

               「ご 挨 拶」

                         大会委員長 樽本直記

 いよいよ新年度の西日本高校強化リーグが開始されます。
 日本サッカーはJリーグが発足して20年間で大きく飛躍しました。
 世界のトップ10入りも見える一方で日本の若者が世界を相手に戦っている姿に
 見るにつれ感動をする毎日です。
 協会あげて少年からの一貫指導の効果が現れたものと思われます。
 日本人の良さである「デシプリン(規律を守る)と勤勉さ」を土壌に組織で動くこと。
 日本人の特徴である「敏捷性」を最大限に生かした育成の賜物かと思われます。
 本大会の同志である米子北高が全国レベルで活躍するなど地域格差がなくなり
 日本全体の底上げもその一因になると思います。

 次の10年。
 世界には度肝をぬくような、またワクワクするような強烈な「個の力」で打破する
 身体能力(ポテンシャル)の高い選手が次々と出てきています。
 日本にもどこかにきっといるであろう個性あふれた選手の発掘と育成に関わりたい
 ものです。

 本大会をがんばる選手へ。
 目の前の壁に逃げないで立ち向かい、乗り越える勇気とあきらめない強い気持ちを
 指導者や仲間、まわりの人への「感謝の心」や「利他の精神」と共に持って
 たくましく戦いこの大会で経験し成長して下さい。

 選手の成長を心から望んでいる指導者へ。
 最近のスポーツ界で避けて通れないニュース「体罰」問題。
 やりにくい時代がやって来ました。これも勉強と前向きに捕らえましょう。
 「体罰」は家庭、学校内でしか起こらない事柄です。
 一般社会(世間)では「体罰」ということはありません。
 指導者がこれは「愛情」や「よかれ」と思ってやっても受け取る側がそれはただの
 「感情」と取れば「暴力、暴言、パワハラ」になってしまいます。
 それを社会(世間)でやれば犯罪です。ですから「体罰」にいい、悪いはありません。

 選手は「勝ちたい」と思い、指導者は「勝たせてやりたい」と思いましょう。
 その思いがベースにあって初めて選手にモチベーションを高く持たせながら
 最高のプレー、パフォーマンスができるようにと選手のことを日々考え、工夫、
 努力し勉強することだと思います。
 指導者が「勝ちたい」とだけ思うとエゴが出て「体罰」につながりかねません。
 指導者はつねに次代の宝物である選手のために(プレーヤーズファースト)
 世界に向けて育成しなくてはいけません。

 それでは
 1年間数々の「ドラマ」が選手に生まれ「思い出」に残る大会になりますように
 ケガのないことを願ってご挨拶と致します。