津田育成会のみなさまへ
         ーーー1年間お世話になりましたーーー
 コロナ感染症で3~6月は創部以来初めての活動停止でした。
子どもに会えない寂しさ(私には苦しみ)で、あらためて津田なしでは生活はあり得ず、
つくづく子どもに生かされていることに気づきました(これもコロナのお蔭かも)

※津田サッカ-クラブに入部させない理由を何件か耳にしました。それは
「育成会の役割が多くあり仕事や私用の時間を割かれるのがイヤ」という話でした。
そんな声のある中、ご協力をいただきコロナ期の中でも運営がスム-ズにいきました。
本当にありがとうございました。
 私は日頃から子どもに「人のために」して「ありがとう」を言ってもらおう。と。
自分の親が津田や大好きな友だちのために配車、集金、雑用などをこなす事に
子どもは(口には出しませんが)「ありがとう」と感謝していますよ。
子どもは言葉より親の後ろ姿を見て育っていきます。これが〔躾け〕ですね。
 それと津田に所属することで少年時代の「思い出」をいっぱい作ってやりたい。
大人になって子どもの頃を振り返り「思い出」がないほど寂しいことはありませんよね。

※(敵味方関係なしに)いいプレ-には拍手を送るサポ-タ-でいたいですね。
 久しぶりに交流戦に行きました。そこには多くの他チ-ムの驚く親の行動が、、、
グランドに入り込み子どもが練習している真ん中を(中断しても)平然と集団で通る。
試合でもベンチ横から間後ろから大勢でしかもコ-チも甲高い声で叫び、時には
聞くに耐えない言葉で、、、幼い子がライン付近でウロウロしても気づきもしない。
「これってどう思われます??」*勝ちたい一心になれば仕方ないですかね?
その時フェンスの後ろから子どもと距離をおき整然と座り一喜一憂せず
あたたかい拍手で応援している津田の親が目に入る「さすが!」嬉しいです。
他チ-ムの親になっている教え子が「たるさん、津田の保護者っていいですね」と。

※低学年ではカテゴリ-分け(能力別)をせず練習試合や大会に参加します。
 学年が進むと背伸びせずその子の能力に合わったグル-プでゆっくり育てます。
もちろん誰でも勝てば嬉しいものですが、それより子どもが・うまくできたこと、
・がんばった・声が出た・仲間を応援・(荷物を運んだり)用事をしている姿など
子どもの「いいところ」を見つけて〔ほめ言葉〕シャワ-を浴びせましょう。
子どもは「嬉しいものです」そうして子どもの「自己肯定感」を育てましょう。
「弱いな、また負けたな、ミスばかりや、いつうまくなるん?」などは禁句。
また他人との比較はいけません。わが子の良さは親が一番よく知ってるはず。
注意や指導はコ-チに任せ親は子どもの「正義の味方」で信じてあげて。
親がわが子を信じないで誰が信じることができるでしょう。
親の「大丈夫やで。頑張って、きっとできる!」と励ましを。
そして少年後期や思春期に悩んでたら「たるさんとこ行ってきぃ」と一言添えて。

※津田はボ-ルを自由に扱える、相手を抜ける、かわす、取られない技術修得が重点。
 特に低学年では親やコ-チからの指示、指導より自分で考える力を生み出したい。
しかしうまくいくまでに失敗やミスが出てよく試合には負けます*時間と我慢が必要*
でも将来のためにはこの時期に身に付けなければならないのは<個人技術>なのです。
ブレずに指導し続ければ今の6年生やジュニアユ-スのように自ら工夫する「自立」した
選手に育ち、高校~大学~大人での活躍のベ-スになります(エストユ-スのように)

※大好きなこの子たちと一緒に居れる喜びが来年もズッ-と続きますように(祈)
 それでは良いお年をお迎え下さいね。