〔伝 言 板〕       (令和元年・第4号)

  暑く長い夏が終わりました。子どもたちに様々な体験をさせました。
 低学年はヨッシーPで簡易プール遊び。佐用町の自然の中で川遊び。
 4年生はたるさんちでパーティ。波賀町へ「そうめん流し」「プール体験」
 「兎和野夏合宿」などは仲間作りや人のことを考えられる行動を。
 5年生は創意工夫し自分たちでプレーする習慣作りの試み。
 その一方で遠征先では仲間と「川遊び」などで楽しむ。
 6年生は今こだっている「個人技の特化トレーニング」を実践。
 どこまで通用するか週末も平日も県内外あらゆる所へでかけチャレンジ。
 冬休みには「クリスマス」「もちつき大会」「雪遊び」など計画予定です。

     ※今やらなればいけない、やってはいけないトレーニング
        〔人間の発育曲線(スキャモン)〕から
 ◆神経型の発育は(三つ子の魂百まで)3才~5才には大人の50~70%発達。
 だからこそ〔幼児期〕は神経型を伸ばすこと。
 神経細胞を刺激し神経繊維を増やし手先、音感(リズム)感性(絵、工作、物作り)
 を育てること。禁止や制限を少なくして子どもの自由な発想を生かして活動させ
 川、海、水、魚、昆虫、動植物などと触れ合い自然の中で「遊ばせる」こと。
 恐怖心をなくすためチヤレンジをさせて好奇心旺盛な少年に育てる大切な時期。
 少年期〔10~12才〕神経型は大人のなんと80~90%も発達。
 サッカーも神経系統が伸びる年代だからこそ自由にボールを扱う技術習得を優先。
 取られない、かわす、にげる ターン、すばしっこさ、バランス等の神経系特化。
 少年期に技術を付け対人能力をつけていかないと高校になると困る。

 ◆一般型の発育は身長、体重、筋肉、胸囲、骨格など体格に関するものがある。
 〔10~12才〕には一般型は大人の半分の50%(だから半成人)のこの時期に
 やりすぎるとオスグッド、成長痛、疲労骨折などを招く。
 そうなる前に指導者、親は責任を持って休ませる勇気を。
 思春期(14、5才)から高校にかけて一般型は急激に発達し大人の体に近づく。
 この時期にパワー(筋肉×スピード)心肺機能(スタミナ)などを高める。
 筋トレや走り込みをして戦術理解(システム)やメンタル強化を。
  一般型の発育成長には個人差があり「早熟型」といわれている子どもは
 少年期に身長も高く筋力もありパワーもスピードのある。
 ボールも強く遠くへ蹴れる。体力が勝るその子の活躍でチームを勝利へ。
 すると本人もサポ-ターである親も指導者までもが嬉しいもの。
 少年期は子どもが自ら考え工夫しチャレンジするがミスはつきもの。
 そのミスが原因で負けに繋がることもある。失敗から自らはい上がり
 再チャレンジする勇気を持たせるように親も、指導者も見守ってほしい。
 指導者は子どもの不安を無くし寄り添いイメージ(見せる、動画)を膨らませ
 経験を伝え「こういうのもあるよ、でも選ぶのは君」と選択をさせながら。

 ◆津田育成会総会でお話した通り指導指針は「自立」.
 子どもが「大器晩成」な人生を送るために挑戦し成長していく姿を
 ゆっくり見守り楽しみましょう。
 基礎技術を武器に体力がつく「17才」には一気に開花し青春を謳歌するはず。
 その後もサッカー好きいてくれ社会人になって津田に戻って生涯スポーツとして
 サッカーを楽しんでくいれたらと願っています。
 その時の監督は樽本で。それまで元気で長生きしなくては、、、