<平成29年度>    エストレラ津田「子育てママ塾」

                自立=親離れ

  子育ては手がかかり大変だというおかあさん。
  その時期は「あっ」という間に過ぎ「もっとしてあげたい」と思う頃には
  子どもは離れていきます。ですからできる時にしましょう
  子どもにその時その年代に伝えたいことをお父さんもおじいちゃん、おばあさんも
  家族で決めておき共有しましょう。
  それ以外はあまり細かく口うるさく言うのはやめましょう。

〔1〕3つ子の魂百まで(0歳~)
  「生まれてくれてありがとう!」・・・愛くるしいかわいい年代
  <家族での決め事>子どもに集中。見つづける。抱っこ(ハグ)」
   認める、評価することで自信につながり自立が早くなります。
  (大好きな母親に見られる、認めてもらえる嬉しさ、情緒が豊かに)

〔2〕チャイルドエイジ(4歳~)
   手のかかる年代。・・・少しづつ自分でできることが増える年代。
  <家族での決め事>挨拶「おはよう」「おやすみ」

〔3〕ギャングエイジ(6、7歳~)
   相手をすると大変、疲れる年代。
   ・・・好奇心。嘘。イヤ(反対言葉)。なんで(疑問)?
  <家族での決め事>「ごめん(素直)」「ありがとう(感謝)」

〔4〕ゴールデンエイジ(10歳~)
   10歳(半成人式)で「自立」を開始・・・親も子離れ開始。
  「善し悪し」・・・物事の判断を丁寧に伝える。
  「チャレンジ」・・成功して自信に。失敗しても壁、挫折を乗り越える力を。
  「ええで」 ・・・寛容、人を許す、認める、時には自分も許す

〔5〕思春期・・・親の手がいらない年代。
  ◆後ろ姿
  親があれこれ口うるさく注意する(前から面と向かった姿)より
  何かに打ち込み頑張ってる姿(後ろ姿)を子どもが見た方が効果的です。

  ◆一緒に
  子どもが試験中は「勉強しぃ」と繰り返し言うよりおかあさんも
  TVやスマホやめて本でも読みましょう。、、

  ◆子どもは親を写す「鑑」
  自分の子が他人のことばかり文句を言ってるとしたら、
  おかあさんが他人の噂や愚痴、悪口を言ってるのを子どもは聞いてるからです。
 「あれ?」この言い方、言い回しはどこかで聞き覚えが、、、
  そうです、それこそおかあさんの言い方なんです。

  ◆わが子が「人に好かれること」
  親がまわりの人を大切にし「人のために」していると子どももします。
  すると親も子どもも人に好かれます。「ありがとう」と言ってもらえます。
 「あいつといたいなぁ~」と思われるほど人生豊かなことはありません。

                 おかあさん

 ◇おかあさんの元気な明るい「笑顔」が子どもには一番。
  暗く落ち込んるおかあさんを見ると子どもは不安でたまらなくなり
 「僕のことで悩まないでほしい」と苦しみます。
  おかあさんがハッピーなら子どもも幸せになります。
  おかあさんのニコニコで子どもも「笑顔」にさせましょう。

 ◇「笑顔」のトレーニング。
  さまざまなことで悩みを抱え込んで苦しんでいるおかあさん
  まずは自分を大切に。自身を犠牲にし続けては「笑顔」が消えます。
  たまには家事、炊事、子育てなど「やめたー」と
  ズルしてさぼって下さい。
  頑張っている自分にご褒美に投資だと思いお金を使って下さい。
  買い物、食べ歩き、ママ友とお茶、趣味、とにかくストレス発散。。。。
  一瞬でも全てを忘れておもっきり子どものように目を輝かせて、、、
  自分の時間を作り「笑顔」が出る好きなことをして下さい。
 「笑顔」をお土産に持って帰り「おかえりー」と家族を迎えてあげて下さい。
 「笑顔」を生み出し効果が出るトレーニングを考えて下さい。
  人生を楽しんで謳歌して下さい。どうせ一度しかない人生です。

 ◇子どもが大人になること。
  さまざまな困難にぶつかり悩み苦しんで大人になります。
  子どもの成長はほんの少しづつ、一歩づつ、時には止まる日もあります。
 「いやや。わからん。ムリ。しやへん」とよくジャマくさそうに言います。
 「なぜ?」「なんで?」とあえて理由を聞いても
 「黙れ!うるさい、クソババア」と不愉快な返事しかしません。
  こうなると売り言葉に、、、ますます気まずくなります。

 ◇「待ってやる」
  おかあさんは経験しているから物事の過程や見通しはわかりますが
  子どもは何をしていいか答えを見いだせず苦しみます。
  子どもが行動するまでおかあさんの立場や都合で指示し導いたり
  言ったりしないで下さい。
  あくまでも子どもの気持ちが最優先です。
  子どもの苦しみ悩みを同じ場で同じ時を共有し子どもが答えを出すまで
 「待ってやる」ことが一番いいんです。
 「僕の気持ちをわかろうとしてくれた」と感じるだけで安心感が生まれ
 「自分を認めてくれた」と理解したら子どもから行動を開始します。
  そして子どもが動きだしたら見守るしかありません。

 ◇帰る場所は「おかあさん」
  子どもから荒波に向かって行動し始めたらさまざまな壁、挫折で傷つきます。
  その時子どもが悩み疲れを癒しに帰る場所がおかあさんの「あたたかさ」と
 「笑顔」なんです。