たるさんの部屋                    2017、5、10

各赴任先高校で体育授業で取った
<アンケート第2弾>

*テーマ:中学時代に言えなかった「あかあさんへ」

・子どもの頃にいっぱいほめてくれたのに中学になるとどうしてそう悪く言うの?

・「おかえりー」のあとは少しだまっていてほしかった。

・中3の頃、塾のせいにして帰りがいつも遅いこと気づいてないやろうなぁ~。

・めちゃくちゃ怒られ泣いた。あれで私が「納得したとでも思ってるの??」
「もう言うてもわかってくれへんな」とあきらめたわ。

・「何でも話して、、、」というたびに「あんたって、、、」と説教になった。

・「自分に自信を持て」って言うけど「自信を無くすことばかり」言うくせに。

・「あんたは気が弱いからあかん」私はおかあさんのように「やつあたり」は
できへん。

・「無口で何を考えてるかようわからん」と言われるけど話したくなるような
聞き方を絶対にしてくれへんかった(実は私はおしゃべりやで)

・家で怒られて中学校へ行く途中に保育園の時の先生が声をかけてくれた。
「元気?」笑顔で優しい声やった。

・「信用できへんわ」とたびたび言われて育った私が人を信用できるはずがない。

*テーマ:最近の「高校生事情」

・おかあさんとケンカして「こんな家なんか出ていくわ!」って言ったら
「あんたがこの家を出るときはな、嫁に行く時やでぇ」

・たるさん、嬉しいこと聞いて「親がやっと離婚した」
これで開放される、今度住むとこは古く狭いけど自由がある。
オヤジが帰ってくるたびにビクビクしなくていい。
おかあさんとの夫婦ゲンカを見ずにすむ。
今は楽しい。一生懸命がんばっておかあさんを楽にさせたい。

・お兄ちゃんと比べるのやめて。そりゃお兄ちゃんはまじめやし勉強もできる。
うちが家にいたら「ジャマや」というオーラ出さんといてほしい。
私はどこにいたらええん。

・口を聞きたくない日もある。クラブや友だちや学校でいろいろあってソーッと
してほしい構わんといてほしい時だってある。それくらい気づいてほしい。
私だっておかあさんのその日の雰囲気、感じはわかるで。

・おとうさんが苦手でどうしたらいいか悩んでいたら、今日のたるさんの授業で
少しはわかった。
理由なしにイヤになる、けむたい、一緒にいたくない時がある。と。
今の私がそうや。好きやけどでも嫌い。こういう自分がわけわからんと思っていたが
みんなそういう時期があると聞いてほっとした。
たるさんが言ってくれたおとうさんの見方を変えてみるわ。

・高2になると進路、志望校など決めなあかん。でも決められへん。
子どもの頃ずっと「夢」を持ち、将来をどうするか決められへんかった。
「あんたには夢ないん?まわりの子はしっかり目標があるのに、、、
あんた見てたらいつもハッキリしないからイライラするわ」とお母さんは言う。
大好きなおじいちゃんやおばあちゃん、口うるさいお母さん、無口だけど
黙々と仕事しているお父さんとこの家でずっと暮らしたいと思うのが「夢」
そう思うのはあかんやろうか?

・テストでいい点取って少しでも順位あげてとがんばってるつもりやけど、、、
頭も要領も悪いし徹夜してがんばるけどテストが返ってくるたびにへこむ。
親がその結果をみるたびに「やっぱしな、、あぁまたか、、、」って顔をする。
何も言わずに。これがまた辛い。作り笑顔で返すけどいっぱい、いっぱいや。
部屋に入って「ワーッ」と叫ぶけど。試験のない世界へ行きたい。
現実に戻ると自分のバカさ加減にむかつき毎日が苦しい。

・おかあさんと私の3者面談のあった後、たるさんが廊下で
「おまえのなんともいえないあったかい感じはおかあさんそのままやな」って。
メチャメチャ嬉しかったわ。