「第3回」オヤジ蹴球塾(温故知新)
ーーーまとめーーー
◆自分の職場を居やすい、好きな場所にするには
「昭和教育」を受けた上司と「ゆとり教育」の若者たちといい関係を作ること

「ゆとり教育で育った若者たち」を理解
(今どきの若者は訳がわからない、、、と片づけない)
◇丁寧に、わかりやすくと教育を受けてきている
→「見て、覚えろ、気づけ」ではついてこない(訳わからない上司と逆に思われる)
・言って・教えて・やらせて・できたか確認して・できればほめる。
*できなければ(どこで、どうして?)を検証させ「解決法」を*→共に考える。
(注)その時現象、結果だけみずにアドバイス*→「気づき」を教える。
・時間をかけてやらせる〔我慢、辛抱〕*→「自立」させるために
・評価(認める)*→嬉しい(達成感)→「やる気」→※信頼関係が生まれる。
◆まずは上司、部下の信頼関係を築く

実際(例)*年齢と経験の推移を見ながら
(1)ルール、約束を決める(本人にも決定権を持たす*言い訳防止)
・安全面・期限、期間・実行計画・整理、報告*アクシデント(サプライズ)
(2)予算、経費、計画案
*(1)(2)決めたらある程度自由にやらせる*→創意、工夫させながら
(3)仕事が終われば(検証)をさせる*→課題を整理
※この行動を徹底してやらせる(これが仕事の基礎、基本)

「ゆとり教育」=今の日本サッカーの課題
・平均化の弊害→*横並び、特徴がない(個性が育たない)
・ほめて育つ→*うぬぼれ、勘違い、言い訳、人のせい、犯人探し
・知識はあるが創造性がなく指示を待つ→*(自分から動かない)
・失敗、ミスが恥ずかしい→*チャレンジしない、イジメにあう(出すぎない)
・普通の平凡なあたりまえのことはできる→*模倣が得意、枠をはみださない。
・周囲に流され自らを持たない、いい人でいたい(評価を気にする、内申点)
→顔色を見る→要領のいい人間に(裏表)の習慣がついている
※「今頃の若者は、、」と思わず、そういう育ち、教育を受けてきたと理解する。

「昭和の教育」
・日本人の特長、個性を発揮→*成功した世界に誇る数多くの企業。
<日本人の特長>技術、頭脳、忍耐、勤勉、犠牲心、特攻隊、武士道、戦略。
・自分の(不得意を捨て)武器、長所を伸ばし最大限発揮。
・日々血の滲む努力ができ、決断、勇気がある。
・幕末、明治維新→*社会、世の中を変える→*チャレンジ→*成功のチャンス

◆リーダー(指導者、上司〕のやること。
・リーダー(上司)はポリシー、信条、哲学を持ちブレない。
・部下の個性を見つけ「自主性」を伸ばす。
・人のマネをしても追いつかない→その人なりの特性を生かす
・欠点を敏感に探さず「減点主義」から「加点主義」へ→自信をつけさせる

◆結論◆
(1)上司、部下、同僚を「見抜く力」をつけるべき(人のせいにしない→自分を磨く)
(2)自分の居場所(チーム、会社、家庭)を大事(愛する)にすること。
(3)みじかにいる大切な人(親、嫁、家族)を大事(愛する)にすること。
*照れくさい、今更、、、を捨て言葉に出して「ねぎらう」ことから始める