伝 言 板(第7号)  ーー夏休み号ーー
夏休みに入って1週間がたちました。
その間「津田カップUー11」が開催され例年通り多くの強豪チームを招待し
盛大に行われました。保護者の皆様、酷暑の中ありがとうございました。
Uー11(5年以下)は岡山代表や西播磨トレセンの交流戦にも招待されました。
津田カップ同様、結果は難しく「力の差」は大きく相当の努力が必要です。
3、4年は龍野招待、4年も神戸招待、6年(5年の一部合同)も西神招待や
朝来カップへとでかけ、夏の強化や思い出作りに入りました。

伝言版(第6号)で◆夏やすみ特別練習案内◆
・全国へ行きたい6年・少し甘く弱い5年「勝負しに来い!」と呼びかけました。

100本ダッシュ

たるさんのサッカーと言えば「100本ダッシュ」が地元の高校サッカー界では
代名詞になるほど伝説です、教え子の福崎高、琴丘高、姫路高生徒たちも卒業し
大人になりいくつになっても「100本ダッシュ」を語っています。
たるさんの「100本ダッシュ」とは
50mをダッシュし20秒以内のジョグで声を出して(肺活量を高め)戻る。
これをただひたすらに繰り返し走るだけ。理論や戦術などないのですが
私なりの理論はJレベルで1試合の走行距離は一番よく走る選手で約10km。
スプリント回数は20~25本程度とデータに出ています。
50mをダッシュしてジョグで戻って100m×100本=10kmです。

この夏5、6年の希望者ですが「100本ダッシュ」に挑戦しています。
しかも朝練をしっかりしたあとです。大人(高校生)と同じ距離は無理なので
25mをダッシュし10秒以内のジョグで戻っています。
50本走るのに20分。ハーフタイム(給水、休憩)を5分取ってあと20分。
20分(5分休)20分は少年の大会競技時間です。
少年のデータも一番よく走る選手で5kmです。というのが私の理論です。
27、28、29日の3日連続して走りました。
来週1週間朝練が休みで大山合宿前に朝練が再開なので
合宿前までに「500本走破」夏の終わりには「1000本走破」が目標。

子どもには次のように(こころ塾)でも言い聞かせます。
決めたことを続けることを「努力」と言う。
天才は少ないが「努力の天才」には誰でもなれる。続ければいいんだから。
「夢」は続けていれば近づく。あきらめてやめたら「夢」は終わる。
「ぼくは自分に勝つ」「ぼくは逃げない」「ぼくはあきらめない」
「ぼくは強くなる」「ぼくはやる」「ぼくは下向かない」「ぼくは走りきる」と
一本一本声に出して、大声でわめいて、魂(胸)をたたいてがんばり始めました。

私の43年間のサッカー指導のこだわりです。
指導者や親は「自信を持て、ひるむな、大丈夫だ」と言い聞かせ暗示にかけますが
やはり自分でやりきってこそ本当に「自信」は生まれます。
人や他のチームがやらない、ひるむことをやりきって初めて力になると信じてます。
100、150、153、1週間で450。夜中3時の100。80分のランパス。
「あれだけやったんだから、俺たちはやれる、やったる!」と強豪に立ち向かう
勇気を見せてくれた多くの教え子たちを心から尊敬しています。
その教え子たちは人生でも立ち向かい逃げずに生きてます。