「情報提供」
  スポ-ツ庁から以下の発表がありました。
 これからの中学「部活」に大きな改革が起こりそうです。
 子どもの将来に不安をお持ちだと思いますので神戸新聞の記事をまとめたものを
 発信しますので参考にして下さい。いつでも相談に来て下さい。

(1)スポ-ツ庁が「部活」を地域や民間団体に委ねるようとする理由
 ア:少子化の進展で存続の困難が予想されているからです。
 イ:教員の長時間労働が一因であると思われていあるからです。
(2)中学部活の地域移行
 スポ-ツ庁は休日を対象に公立中学校の運動部活動を23年度(現:6年生)
 から地域に委ね25年度(現:4年生)までの3年間を「改革集中期間」として
 将来的には平日も地域移行を視野に入れています。
(3)認定受け入れ地域クラブ
 地域のスポ-ツクラブが自治体と連携し受け入れ町の活性化を目指しています。
 その際「総合型地域スポ-ツクラブ」「スポ-ツ21ひょうご」などの
 登録認証制度を導入されるものと思われ認証されれば安心して参加できます。
※ちなみに樽本が理事長を務めていますスポ-ツクラブエストレラは
 NPO法人であり「総合型地域スポ-ツクラブ登録」に認定されています。
 エストレラ津田は「スポ-ツ21津田」に加盟しています。
 また指導者は全て日本サッカ-協会公認資格(資格認定員含)であります。

(4)過度の「勝利至上主義」を見直し方向が示されています。
 柔道の小学生全国大会廃止をはじめスポ-ツ少年団が実施するバレ-ボ-ルや
 サッカ-など全国大会を見直す方針を明らかにしています。
 全国ミニバスケットボ-ル大会は優勝を決めない「交歓大会」に変更するなど
 小学生年代のスポ-ツのあり方に一石を投じ近い将来大会そのものの見直しが。
(5)脱・勝利至上・・・楽しみながら「頑張ること」への転換。
 日本の指導者、保護者の過熱ぶりは(勝てば)(選抜に選ばれらば)将来の進路に
 有利であると「子どもの進路が懸かっていることが勝利主義の一因」といわれ
 世界の強豪国は小学生年代は「成功より成長」と捉え「自己肯定感」を高めさせる
 ことを重視しているそうです。と神戸新聞に専門家が掲載しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「樽本より」
 津田では10年程前から「勝利第一主義」からの脱却をテーマに協議を重ね
 5、6年前からスタッフの共通認識の元、以下のように方針を決定しました。
 ※練習の先に練習試合や招待試合がありその延長に大会がある位置づけています。
 試合は「試し合い」で子どもに失敗はなくそれはチャレンジの機会にさせたいと。   、、
(1)決定方針=教え過ぎず「枠」にはめず成長を待ち「自己肯定感」を向上させる。
(2)技術指導=自由にボ-ルが扱える「個人技修得」を向上させる。
 *少年期では神経系を磨きパワ-やスピ-ド、フィジカルを重視しない。

(3)ゴ-ルを目指すためにあらゆる選択肢を自分で考え答えを探しながら工夫する
   いわゆる「自立」を目指して子どもの成長を促していく。
「津田の保護者へ」
 ※子どもには「大器晩成」をめざしましょう(人生は長いです)
 目先の結果(勝利)よりサッカ-が好きで楽しんでくれることを願いましょう。
 そうすると(ユ-ス年代)にきっと花が咲きますので楽しみにお待ち下さい。