「伝言板」(第10号)     令和3年2月3日
        ーーー◆6年生の振り返り◆ーーー
  姫路市友好リ-グ戦、Aは「優勝」で有終の美を飾りBは最終戦を残すのみ。
 友好リ-グ3年次優勝、姫路市民大会は4、5年と連覇したが6年は準優勝。
 コロナ期で多くの大会が中止となる不運な一年。兵庫県トップリ-グ戦は
 前期開催のみで力が付いた後期にぜひ戦わせてやりたかった。
◎(前年度から引き継ぎ)学年スタ-トから以下の「3テ-マ」を掲げた。
   (1)楽しさの循環(2)足元の技術習得(3)主体性
 ・サッカ-は楽しい。楽しいから練習する。自分から練習するとうまくなる。
  うまくなるともっと練習する、そしてできたらなお楽しい(楽しさの循環)
 ・自由に扱うことに<拘(こだわ)る>「失わない、キ-プ、かわす、抜く」
 ・子ども自ら考え、自ら工夫し、自らが行動する(主体性)
 「蹴れ、開け、裏へ出せ、クリア-、持つな、ゴ-ルが見えたら打て!」など
 コーチ(外)から(指示、指導)は一切しない方針。アドバイスのみ。
*勝利第一主義のチ-ムは激しいプレスで奪うとシンプルにゴ-ルをめざしてくる。
 個人技習得を優先しキック(パス、シュ-ト)メニュ-の少ない低学年次では
 大敗の連続。その時こそ親も指導者も勝ちを焦らず「我慢、忍耐」が不可欠。
 「失敗してもミスしてもいい、大丈夫だからやってみよう!」の言葉かけが重要。
        ーーー◆6年生の成長過程◆ーーー
●5年夏~冬:ボ-ルが保持できはじめると楽しそうに抜く、かわす時期。
●6年春~夏:県トップリ-グや招待試合で厳しいデフェンスを経験しながら
  まわりが見えて状況が分かり始めるとパスかドリブルかの選択をし始めた時期。
●6年夏~秋:「守備意識」が生まれ、相手ボ-ルを狙う動きだし(予測)が
  早くなりボ-ル奪取(奪い返し)が実にスム-ズになってきた時期。
  奪う者(アタック)と逆サイドや危険ゾ-ンを察知する者とで(カバ-)
  チ-ム全体での守備バランスが取れだした(気づき)はすごい。
●6年秋~冬:(春~夏)はゴ-ル前を固める相手を崩せず苦戦していたが
 「攻める楽しさ」を意識し「足元の技術」ができると慌てない(余裕)
  周りが見えだしたから<選択肢>いわゆる攻撃の幅が一気に増えた時期。
  ドリブルも突破かキ-プか、パスも長短、サイドチエンジか裏のスペ-スか
  はたまた自陣地内でパス回しか横パスを交換しDFラインをつり出すや否や
  そこへスル-パスと飛び出す者とのアイコンタクトが合ってシュ-トまで。
        ーーー◆6年生(24人)〔総括〕◆ーーー
  サッカ-好きで努力を惜しまない(努力の天才)まじめな集団の子たち。
 「おっ、そこへ出すか」「ウ-ン、なるほど」と見る者をも魅了するほどだから
 子どもたちも楽しそうに自由にボ-ルも味方も相手も動かしてるのだから
 きっと楽しいと思う。そう子どもが思ってくれたら前田、関本、蒼一郎コ-チへ。
 「指導者冥利に尽きます」よね!3人は仕事も家庭も生活もある中で
 子どもに寄り添い心底愛し育ててくれて本当に〔ありがとう〕しかありません。
        ーーー◆<追記>招待試合での出来事◆ーーー
  2チ-ム参加の許可を受けA、Bに分けずシャッフルにして出場。
 両チ-ム予選を危なげなく通過しあわよくば同士決戦か?結果は2、3位。
 AからBへナイスパスやアシスト。危ない時はカバ-など優しさが随所に出てる。
 ピッチ内で互いに交わしている声を聞くと(コミニュケ-ション)も取れてる。
 給水時には仲間に水を差し出し副審も自分から買って出るなど「心」まで成長。
「サッカ-は子どもを大人に成長させるもんだ」とあらためて実感させられました。
「もっといたいなぁ~せめて思春期のあと3年成長がみたいなぁ~」と(樽本の)
 いつもながらの勝手なワガママです(すみません)
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◎「卒団式」・3月28日(日)・エストパ-ク※コロナ対策と簡素化の元
 ・午前9時「送別試合」10時「卒団式典」11時解散*詳細は3月初旬に。