「子育てママ塾」
            ーーー緊急メッセ-ジーーー
  休校が明けました。そこでぜひ伝えたいことがあります。
 この1週間はできる限り子どもといる時間を作ってどんな小さなことでも
 気づいてあげて下さい。
「もっとがんばれ、さぼるな」などネガティブ言葉は避けて下さい。
 子どもは3月休校になる時は「ラッキ-」程度に思ってたが4月まで続くと
 仲間と離れた孤立感や自由に活動できない不安さが現れてきました。
  5月なれば日常生活に戻れると思ったのにさらに1ヵ月続くとなると、、、
 約3ヵ月間、家でも周りでもコロナ、TVをつけると毎日のように感染者数や
 死亡者数など暗くて苦しくなる報道が聞きたくなくても耳に入る.
 そんな生活が続くと口に出さずとも不安で不安でたまらないはずです。

 そんな中での学校再開です。
 学校は1年間をかけて教える内容を9カ月余りで消化しないといけない。
 遅れを取り戻そうと急ぎ、1日の時間数も増やし詰め込もうとします。
 再開を楽しみしていた子どもにとって学校の現実がまた大きな障壁となる。
 学校行事や様々な体験は子ども同士の関わりは学習以上に大切なはずです。
 なのに一生の思い出になるはずの運動会、音楽会、自然学校、林間学校から
 修学旅行」までが中止になる恐れが出てきています。
 毎年待ちに待ってる「夏休み」も半減、中学など1週間余り。
 猛暑の中、熱中症を恐れ重いカバン背負って通う姿を想像すると親も辛い。
 長期の「気分転換」のはずだった夏休みがストレスになることは避けたい。
「僕らの年は学校行事はほとんどなかったし、夏休みに旅行や遠出することも
 少なく楽しかった思い出がない」と大人になってからの会話では悲しすぎる。

  新型コロナの収束は見通せず第2、第3波もやってくると思われます。
 感染症も怖いですが子どもがストレスから精神的に病むことがもっと心配です。
 これからの行動は「3密」を避けて手洗いマスクなど対策を立てながら
 感染症を深刻にとらえすぎ細かく注意しすぎると子どもに不安さが残り
 思いっきり行動ができないこともストレスの原因の一つになります。
  特にまじめな子は親や学校の言うことを頑張って守ろうします。
 そこはまだ「わがまま言いたい放題」の年齢の子どもであるはずです。
 「ムリしてないか、ストレスを発散しているか、楽しんでるか?」
 100年に一度あるかないかの大きな混乱の中で過ごしている子どもに
 今こそ「心のケアー」に我々大人は全力を尽くしましょう。

  我がクラブができる「心のケアー」は子どもにリフレッシュや楽しさを
 思う存分に発揮する場を提供をしてあげること。
 こういう時にこそ(試合や大会に勝つことも大事ですが)スポ-ツは「遊び」
 「遊び=たのしい」と原点に戻って気づかせてもらっています。
 今こそ仲間とサッカ-できる喜びを感謝できる子どもに育てたいです。

  指導者として当然ですが一人一人に寄り添い、目を配り、声をかけ
 子どもたちに「笑顔」を取り戻させたい。
 子どもの「明るい笑顔」でお父さんお母さんも元気をもらって下さい。
 お役に立ちたいので何かできることがあれば遠慮なく聞かせて下さい。

 今こそ保護者、スタッフ一丸となって子どもを見守りましょう。