○令和元年「子育てママ塾」まとめ
        
(1)胎児期・・・望まれて産まれたか?
  体を通して自分は歓迎されてないと世の無情を感じながら産まれてくると
  成長するに従い問題行動を起こす。
  その子の「人間回復」はその後出会った人の「愛情」で変えれる。
(2)乳児期・・・親から愛情持ってお腹いっぱい「お乳」を飲ませもらったか、、、
  人生最初の贈り物である食べ物の恨みは恐ろしく一生続く。
  〔母乳、哺乳瓶でも〕口からの愛、抱っこ、触れて、あたたかく、ゆったりと。
 〔不足なら〕指しやぶり、髪いじり、チック(大人になると)飲酒、喫煙、薬物
(3)乳幼児期・・三つ子の魂百まで=3才までに受けた愛情を一生持ちつづける。
 〔スキンシップ〕*おんぶ、だっこ、手をつなぐ、触れる、寄り添う
 〔居心地(情緒安定)〕*散歩、夕陽、星、雨、草花(自然の中で)童謡、絵本
(4)幼児期・・・5才までに神経系が80%育つことから「遊び」が大事
 〔神経系=感覚系〕リズム、バランス、タイミング、センス、敏捷性を養う
(5)幼児期までに「愛情不足」のままの育った子どもが取る行動は
 *手がかかる、静かにできない(しゃべる)立ち歩く、集中力がない、
  こだわり、孤独、我慢ができない、集団に合わせられない、反抗、奇声など
 ◆幼児期に「愛情不足」と感じた親の役目は◆
 〔結論〕優しく、見つめる、微笑む、話しかける、ほめる、触る、甘えさせる。

 ※子どもの行動には意味があり、意味のない行動は取らない※
 *子どもは「脳や心」を快適に安定させるために行動を取る。
  親、教師、大人は
 ア:子どもにしてほしくない行動を取れば ・・・「やめなさい」と注意し怒り
 イ:子どもがやってほしいことをしなかったら・・「~~しなさい」と指示し叱る。

 「脳や心」を快適に安定したい子どもに〔注意、指示、叱責〕で行動を止めれない。
 「怒る、体罰」などで強制的に子どもの行動を止めれば「脳や心」が迷走して
 不適応を起こし身体症状に出たり、パニックや問題行動を起こす。

 ◆子どもが「愛情不足」のまま我慢し抑圧し続けて第2反抗期(思春期)へ◆
(1)反社会的行動(問題行動、非行、ワル)に出る。
 ア:問題行動を起こす子どもには校則通りの謹慎、反省文、説諭では解決しない。
 イ:解決するのは原因を探ること。それには子どもの幼少期を知ることから始める。
 ウ:子どもの「心の奥」に潜む問題(心の病)に気づき感じることを怠らない。

(2)非社会的行動(登校拒否、不登校、自殺)に出る。
 ア:心と体が分離できない思春期に中1~中2に起きやすい。
 イ:指導しよう、治そうとか、学校へ戻そうと考えず〔思い〕を聞き続ける。
   その時「なぜ?」とは聞かない。逃げ出していい無理をしなくていい、、、と。
 ウ:非社会的行動を取る子どもは
   ※感受性の強さと気づきと優しさの犠牲者※
   誰だって楽しく学校に行きたい。みんなとすごして適当にごまかして生きれば
   いいのにそれができず「気がつき(繊細)すぎて」苦しんでる。
 エ:たった一人で(自分探しの旅に)大人でもできない自分自身と向き合ってる。
   長期に、何年も、時には死を考えるまでも。だからえらいしすごい。
 〔結論〕親、教師、大人の役目は「見つめる、微笑む、ほめる」に尽きる
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  *エストレラ津田及びエストレラ姫路保護者対象「子育てママ塾」並びに
   市川町主催人権教育講演会「子どもの人権」より抜粋。