・平成30年(上半期)スポーツクラブエストレラ
◆「子育てママ塾」◆
○子育てのトレーニング
サッカーでもどんなスポーツでもはじめからはうまくいきません。
「子育て」も同じと考えて下さい。失敗をしてミスを重ねていくものです。
あきらめずに繰り返し続けましょう、大好きな子どものために一緒に。
※(平成26年度)アンケート結果から「自信がない」と思う高校生
・日本72、5%(参考:アメリカ45、1%、韓国35、4%)
○「自信」をつけさせる子育てのトレーニング
(その1)「ほめる」こと。
だが「ほめ」続けるとつねに「ほめて」ほしくなるもの。
◇「ほめる」とは「できた時」の評価。
「ほめるー褒美る(ほめる)ー褒美(ほうび)ー称賛(賞賛を求める)」
*ほめ続け、ご褒美(見返り)をやり続けないとしなくなる。
◇「できない」とほめてもらえず、叱らないか、怒られないかと恐怖心が。。。
*「叱るルール」は家庭では以下の2つだけにするなど極力少なくする。
(ア)犯罪に繋がること(イ)他人や自分を(心も体も)傷つける
やった行動は叱るが子どもの人格を否定をする叱り方はしない。
×恐怖のモチベーション(罰、パワハラ、脅し、暴言など)は絶対にいけない。
(その2)「ほめる」と同時に「勇気づけ」を。
「勇気づけ」とは「できる、できない」の結果ではなく
子どもがやろうとする気持ち(やる気)とやること(過程)を「認める」
ことが大切で失敗してミスを繰り返して学ぶことが多いものです。
○家族でチームワークを生むトレーニング
(その1)「お願い」をする。
「お願い」には「ありがとう、嬉しい、助かるわ」の声かけを添えて。
*子どもに(強制)ではなく(するかどうか)の選択の余地を与える頼み方。
(その2)「話し合い(コミュニケーション)」が子どもを伸ばす
(ア)「家庭」は子どもが生まれて初めて行うコミュニテイの場。
(イ)「どう思う?これについては?」と問い掛け考える能力をつける場。
(その3)「家庭」は子どもの安心、安全基地。
(ア)特別なことをするのではなくお母さん(お父さん)がそこにいること。
(イ)子どもは親の背中を見て学び育つ(正面からの指示、文句、ぐちではなく)
*子どもは(親の)言ったようにはならないが(親が)やったことをするもの。
(ウ)子どもの話を「聴く」興味を持つ「関心」をしめすこと。
*他愛のない話や日常の話に耳を傾け感じてあげる。
「愛」の反対語は「憎しみ」ではなく無関心、無視、ネグレクト。
(エ)子どもは夫婦の「安らぎ」を見抜き、家族の幸せを感じ取る力がある
*子どもは親を観(見)て安心するか?不安がるか?
○お母さんへ
完璧な人間はいません。同じように完璧な母親もいません。
できなくても人として母親として「変わりたい」と思うことが大切で
できない自分を受け入れながら、子どもの変化や発しているシグナルを
見落とさないように子どもとともに成長していきましょう。
※エストレラ津田「ミニ子育てママ塾」と「このみ保育園」講演内容(一部)