スポーツクラブエストレラ
平成29年「子育てママ塾」最終回
親は子どもに「勇気を持って」強く逞しくなってほしいと願い
子どもは親の愛(安心)を心に満たして旅立つ(自立)
◆子どもは時には親が困ったことをやり続けて親を悩ませる。
親が何度言ってもすぐに行動せずダラダラして親に叱られる。
それを何度も繰り返し文句を言われ続けて子ども自身もイヤなはずだが、、、、
一向によくなる気配がない。
「この子はなぜ?繰り返すのか?」と原因を考えたしまい育て方が悪いのか、、、
親自身を責めてしまいがちです。
でも子どものこうした行動を繰り返すのには〔目的〕があるのです。
それは※自分の存在アピール※
自分の行動を注目してほしいとダダをこね、むずかり、困らせているのです。
「お母さん大好き!」「ここにいる私に注目して」とサインつまりメッセージを
一生懸命送ってるのです。
◆子どもが得意満面なるようにしましょう。
〔できないことに〕小言、文句をいうのをやめて困った現状は見ないで
「できてあたり前のこと」でもわずかなできたことに注目〔ほめて〕やって下さい。
否定語より「できたね」など肯定語を口うるさいほど言葉で伝えて下さい。
要するに・いいところしか見ない、どんな時でも否定をしないことです。
(例)動作が鈍く準備も遅い(イライラしても)・・・でも今日はこの子元気や。
遅刻したけど(またぁ~)・・・でも、忘れ物がない。
返事や挨拶の声が小さいけど・・・でも、できた。
*我々大人でも主人や姑、ママ友や上司の前で〔認めて〕ほしいものです。
◆子どもは先生、親(オヤジ)大人など反抗をする相手(敵)がいる
その相手となる我々大人側の行動、言動が問題で細心の気づきで子どもと接すること。
*厳禁*聞かない、黙らす、威圧、脅し、力づく、世間体、親のプライドなど。
◆子どもに「勇気(困難を乗り越える力)」をつけましょう。
(1)僕は(問題)を解決できる (2)僕は誰かに必要とされている
(3)僕にはいいところがある (4)僕は何事にもチャレンジできる。
*親、大人は子どもに「勇気づけ(子どもに力を与えること)」を
子どもが自信を持てるように「できる、きっと大丈夫」心に活力を与えよう
◆わが子は本当に困ったダメな子どもですか?
一日中親は文句をいい続け「もうこの子は、、、困った困った」と。
本当に困った子ですか?そんなに悪いところはばかりですか?
いいところもいっぱいあるはずです。生まれて時の可愛さを思い出して下さい。
◆子どもに物事を頼む時は言葉かけが大事。
命令、上から目線はやめて「悪いけど、~してくれないか?」「ちょっと助けて」
と(頼んで)お願いをして下さい。きっと嬉しそうにやってくれます。
◆子どもが親を困らせる行動段階
〔第1段階〕関心を引く (例)いたずら <親>イライラ
〔第2段階〕親に挑戦 (例)反抗、口答え <親>怒る
〔第3段階〕親に復讐 (例)暴言、万引き、破損 <親>傷つく
〔第4段階〕無気力 (例)不登校、引きこもり <親>あきらめ